【必見】アメリカの大学に格安でいける方法3選

海外大学のための奨学金

アメリカの大学は学費が高い・・・世界でもトップレベルの大学が多くあるアメリカは学費の高さも有名です。それでも世界各国から優秀な学生が集まり、日々学費以上に有意義な学生生活を送っています。これからアメリカやイギリスの大学に行って学びたい学生にとっては学費は非常に大きな壁となることは間違いありません。まずはアメリカの学費はどれくらいで、日本からアメリカの大学へ進学するために、どうしたら「格安」で進学できるのかを3つの方法で紹介していきます。

アメリカの大学の学費ってどのくらいなの?

さて、まずはアメリカの大学がどれほどお金がかかるのかを見ていきましょう。アメリカの大学と言っても日本と同じように私立や公立(州立)があり学費が全く違います。またリベラルアーツ大学やコミュニティカレッジなど日本には見られない種類の学校もあるので、それぞれに分けて説明していきます。

まずは日本の大学の学費です。

国公立(1年) 80~100万
私立大学(1年) 120万~140万

次にアメリカの大学の学費です

私立総合大学(1年) 約42000ドル(約600万)※州立より奨学金制度が充実してる

州立大学(1年) 約24000ドル(約340万)※留学生はこの金額の2倍程度かかります

リベラルアーツカレッジ(1年) 約50000ドル(約710万) ※留学生向け奨学金プログラムで安くいける可能性あり

コミュニティカレッジ(1年) 約10000ドル(約140万)

さて、こちらの学費の比較を見て愕然としますよね。アメリカの大学で一番学費が高く設定されているリベラルアーツカレッジは日本の国立のおよそ7倍です。日本の平均給与所得が約450万と考えると、それよりも遙かに高い学費が必要となります。通常のご家庭ですとこの金額は払えるわけがありません。

なぜここまでアメリカの学費が高いのか。推測ですが、いい意味でも悪い意味でもアメリカの大学は「ビジネス」であり、学費だけでなく、生徒を集めるために優秀な教授や最先端の設備などに大金を払って投資しています。

また日米の金利差も大きく反映されているでしょう。日本は現在(2024年2月時点)では円安ドル高が進んでおり、日本人が円をドルに交換しようとすると大きなお金がかかってきます。要は円高だった数十年まえとくらべても、現在の方が圧倒的にアメリカで暮らしたり大学の学費を払うのにお金がかかるのです。

ここまで高い学費を設定しても尚、世界中から多くの優秀な学生が集まり、通常家庭のアメリカ人も大学へ通えるのは、豊富な奨学金があるからです。アメリカの大学生のほとんどが奨学金に頼っていると言っても過言ではありません。それぞれの大学は、州や大学OBから多額の援助を受け奨学金として利用し優秀な学生を確保しています。またアメリカは多様性を重んじる多国籍国家なため優秀な留学生であれば奨学金を確保することもできます。

そこで日本人がどのようにしたら学費を抑えてアメリカや海外の大学に行けるのか3つの方法をご紹介します。

1 日本の奨学金制度を利用する

わたしの調査ですが、高校生がアメリカ大学へ行くための奨学金制度は国・地方・民間あわせて15以上あります。

特におすすめする奨学金制度は

・JASSO海外留学支援制度 給付金額は月額12~32万円程度(学部学位取得型)

・トビタテ!留学JAPAN 給付金はは月々16万、準備金25万(アジア地域以外)

・笹川奨学金 給付金額は上限80,000ドル(約1,160万)

・柳井正財団奨学金 給付金額は、年間95,000ドル上限(約1,340万)

これら奨学金は、の特徴は「給付型(返済しなくてよい)」「奨学金対象者に採用される人数が多い」「給付される金額が多い」などです。こちらに載せている金額はあくまで23年度の金額を参考にしていますので年ごとに変更はあるかもしれません。それでも多くの団体や自治体が海外で学びたい若者を応援しているのは間違いありません。日本人であればこの奨学金制度を使わない手はないでしょう。

2 コミュニティカレッジ→総合大学に編入

コミュニティカレッジという大学を聞いたことあるでしょうか?日本にはない種類の大学ですが、アメリカではどの地域でもなじみのある学校です。コミュニティカレッジとは、地域に根差した2年生の大学で総合大学よりもお手頃な学費で学位や職業訓練プログラムを提供しています。実際にコミュニティカレッジと総合大学の学費の違いを比較してみましょう

コミュニティカレッジの詳細はこちらを参照ください。
アメリカの大学の種類をわかりやすく解説<私立総合大学・州立大学・リベラルアーツ・コミュニティカレッジ> | 「格安」で海外大学に進学するためのBLOG (sugiyama-english.com)

平均学費を比較すると

コミュニティカレッジ : 120~150万/年

4総合大学 : 300~500万/年

さて、ここからが本題です。このコミュニティカレッジは2年制ですので、コミュカレでよい成績を取得し、総合大学へ3年生から編入するのが筆者が考えるもっとも「コスパの良い」ルートだと思います。まず日本人で高校卒業した学生がいきなりアメリカの総合大学の授業に英語の面でついていくのは困難な場合が多いです。その点、コミュニティカレッジは、留学生に英語力向上をするためのプログラムが用意されており、留学生向けに英語指導を受けられます。またこのルートであれば、通常の4年制大学に4年間通うよりはるかに学費が抑えられ、なおかつコミュカレでよい成績を収められれば、通常ルートで入学が困難な総合大学に編入することも夢ではありません。そのような点から「コスパの良さ」として「コミュカレ→総合大学」のルートをすすめてみました。

3 アメリカの大学奨学金

アメリカの大学を見て、「アメリカの人たちもこんな高い学費払えるの?」と思った方も少なくないでしょう。実はアメリカに住んでいる人たちも学費を払いうのには大変らしく、アメリカの学生の7割が大学の奨学金を利用してます。しかも奨学金のほとんどが返済義務がないのが特徴です

アメリカの大学の奨学金の特徴は・・・

ニードベース : 親の収入によって貰える額が変わる奨学金。家計で学費が支払いえない場合にもらえ、家の収入に応じて奨学金が支給されます。

メリットベース :学生の優秀さや経歴で貰える奨学金。学業やスポーツなどの秀でた才能があるともらえるものです。

トップ校はかなり奨学金制度も充実しており、日本人でも家計に応じて奨学金をもらうことができます。もちろん大学によって基準や支給額が違いますが、こちらも利用する価値ありな奨学金制度です。

まとめ

さて、日本人がアメリカの大学に行きたい場合まずネックとなるのが「学費の高さ」ということで、今回はアメリカ大学に安く行くための3つの方法を紹介しました。改めてお伝えします。

1 日本の奨学金制度を利用する

2 コミュニティカレッジ→総合大学へ編入

3 アメリカの大学奨学金を利用する

奨学金などの制度と学費の安い大学を選んで組み合わせることが、「格安」でアメリカの大学に行く方法になります。今回紹介した奨学金制度だけでなく、様々な団体や地方自治体が海外留学を支援しており、調べれば調べるほどチャンスが広がっていきます。それでも、奨学金を得るには、優秀な学生の中から勝ち抜かなければいけないので、格安に行けるかどうかは頑張りしだいのところもあります。もし奨学金のエッセイや面接で悩んだら、筆者のホームページからお気軽にご相談ください。

学費が高くても、アメリカの大学が魅力的で優秀な学生が集まる刺激的な場所であることは間違いありません。だからこそあきらめずに様々な手段を使って学費を安くする方法を模索してみましょう!

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