なぜ「日本の大学」ではなく「海外の大学」を選ぶべきなのか

こんにちは。Taremayuです。

日本の大学進学率は57.7%。数にすると62.7万人であるが、そのうち海外大学に進学する生徒はどれくらいでしょうか。

実は留学を含めた海外への進学数は1万人程度なんです。しかしながらこの数字は過去から比べると激増しています。なぜ現在若者は徐々に海外大学を選ぶようになってきているのか、そしてなにが日本の大学よりも優れているのかをこの記事で説明していきます。

なぜ「日本の大学」より「海外の大学」が選ばれるようになっているのか

みなさんはこんなことを聞いたことはないでしょうか?

「日本の大学は入るのは難しいけど出るのは簡単だ。海外大学はその逆で入るのは簡単で出るのは難しい」

日本の大学生は、「人生の夏休み」とも言われるように一度入ったらあとは適度に学校に行き、ほどほどに勉強をすれば単位が取れ卒業ができると言われています(一部の理系学部を除く)

しかし、海外大学はそうはいきません。毎日膨大な量の課題に追われ、授業でも常に意見を求められ、意見を言わなければ出席扱いにならないなんてこともしばしば。日本の大学でここまで緊張感のある日々を送っている人は少ないのではないでしょうか?

さて、ここまで話してお分かりのように、日本の大学生の場合は時として学力のピークが「受験が終わった直後」となり、大学で自分を成長させないまま就職をすることが多くあります(筆者含む)。しかし海外大学は、大学での大変な日々を乗り越え本当の意味での学問を身につけ専門性を持って就職していくため、少しずつですがそれに気づく優秀な日本の学生が海外の大学に流れていっているのです。日本の大学で「なんとなく」4年間を過ごすなら、海外で刺激的な環境に身を置き成長して帰ってこようという学生が増えているのです。

まだまだ私が海外の大学をお勧めする理由はあるのですが、3つにまとめてみましょう。

【海外大学にすべき理由1】圧倒的就職力

海外大学は就職に有利!

ここ数年日本の採用市場において海外大学を卒業した学生に大きな注目が集まってるのはご存じでしょうか?かつての「日本大学の学歴フィルター」が徐々に薄れ、採用側も本当に優秀な人材を求めたとき海外大学卒業生に注目することは自然な流れです。またグローバル化と円安いよる輸出の好調から、グローバル人材を必要としている企業も多くなっています。特に海外に拠点を持つ大手企業や外資系の企業などが海外大学卒業生に注目しているのです。

そもそも海外大学で4年過ごした生徒はすでに卒業時点では英語でのコミュニケーションでは事欠きません。日本で4年間大学を過ごした生徒と比較し、すでに語学の部分で大きなアドバンテージがあります。

さらには大学で大量の課題と戦ってきた海外大学生のほうが専門性を身につけ即戦力として戦えると思われるのは自然なことでしょう。日本はかねてから終身雇用という雇用形態をとっていたため、「一括採用をしてじっくり育てる」が通例でしたが、現在終身雇用が崩壊し人材の雇用が流動的になった時代には「何かに秀でた専門力ですぐ戦える人材」が求められています。

このように、海外大学卒業者がますます企業から求められていくことは今後もさらに増え続けていくことでしょう。

日本の大学には「偏差値」というものが存在し、頂点の東京大学から大学ごとに偏差値ごとランク付けされています。しかしアメリカの大学は偏差値が存在しません。もちろん大学ランキングや学生の人気度の差はあります。しかし学力一本で入試が図られないアメリカ大学は、偏差値はなく、どこの大学へ行ったとしても同様の専門性が身につけることができるのです。
ということは・・・逆を言うとアメリカであればどこの大学でも就職活動において同様に扱われる可能性が高いのです。日本ではまだ学歴フィルターなるものがありますよね。海外の大学であれば「どこでも」平等に見てもらえることも有利な点ですよね。

【海外大学にすべき理由2】優秀な学生が集まる

優秀な学生が集まる理由とは?

この理由に関しては、主にアメリカ大学があてはまります。

世界大学ランキングの上位をアメリカ大学が独占していることや、幅広く移民や留学生を受け入れ、多様性を重要視しているアメリカでは、世界各国から多くの優秀な学生が集まってきます。当然、育った環境や国籍が違えば考え方が違います。アメリカが多様性を重要視するのは、様々な考え方を受け入れいろんな視点から物事を考えられるようになる人材を育てたいからです。

このように世界からの優秀な学生を集め、授業で暑い意見交換を交わし、様々な角度の意見を吸収していくことで学生たちは大きく成長していくのです。この魅力は日本の大学で実現するのはなかなか難しいのではないでしょうか?

ちなみに・・・海外の大学では、日本人学生が求められていることはご存じでしょうか?

海外大学は多様性を重視します。各大学ごといろいろな国籍の学生を集めることがひじょうにじゅうようしされているのです。まだまだ海外大学の進学が一般的ではない日本人は、実は大学によっては「入ってほしい」学生に当たるのです。もしかしたら海外大学進学が日本の中で一般的になっていない今がチャンスかもしれませんね。

【海外大学にすべき理由3】成長環境が整っている

成長ができる環境とは?

海外の大学は4年間で大きな成長を遂げられるでしょう。それは様々な海外ならではの日本の大学とは違った環境の違いによるものです。いくつか例を挙げていきましょう。

・課題の量

海外大学では予習が重要視されます。とにかく「授業で発言するため」に授業の内容を予習して自分の意見を持ってくるのです。そのために膨大な量の資料を読み込むといった宿題が毎週化されます。図書館が満席になる光景は日常茶飯事です。

・少人数制度

大学にもよりますが、アメリカのリベラルアーツカレッジなどは少人数教育を重視しており、大学の授業も少人数で進んでいきます。また教授と生徒との距離が近くいつでも相談や質問ができるような雰囲気があります。

・寮生活

アメリカでは大学生活は料で過ごす人も少なくありません。これは大学は大人になるための大きなステップとしてとらえ親元を離れて自分で生活していくことが求められるからです。日本人も一人暮らしで大学生活を送る人は多いと思いますが、日本人が海外で一人暮らしをするとなるとわけが違います。最初は語学が通じない中で慣れないことも多々あるでしょう。しかし寮生活でいろんなバックボーンを持った人と過ごす4年間は人間的にも大きな成長を遂げられることでしょう。

このように上げればいくらでも出てくるくらいの成長要素が海外大学には待ち構えています。もちろんその分辛さを伴うこともあるでしょうが、若いうち離れることも早いのですぐにつらさは乗り越えられると思います。はやいうちからこのような環境に身を置けば同世代よりもはるかに成長できる4年間を過ごせることでしょう。

まとめ

今回は日本の大学ではなく海外大学を選ぶべき理由について書いていきました。かくいう筆者は、実は日本の大学を卒業し日本の企業と教育機関に勤めていたため、いまになって「なぜ海外大学に通わなかったのか」と大きな公開を抱いています。だからこそ、成長機会や素晴らしい環境がある海外大学へ今の日本の学生に行ってほしいという強い想いがあります。一昔前より、海外大学にいくことが少しずつ当たり前になりつつある今だからこそ、自分の進路選択に海外大学をいれてみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました